NIKE・ズームフライ3のレビューと走り方を紹介!カーボン搭載おすすめシューズ

ランニング

ここ最近、厚底シューズの盛り上がりが大きく、レースのほとんどの人がNIKEの厚底シューズを履いている映像を目にします。

実際にハーフマラソンやマラソンでNIKEの厚底シューズを履いて世界記録がどんどん樹立しました。

これまでずっと薄底のシューズを履いてきたけど厚底シューズも気になるという人も多いと思います。

私はもともとNIKEのシューズが好きだったのでズームフライフライニットの時から厚底シューズを愛用して、今は厚底シューズの虜になっています。

この記事ではNIKEの厚底シューズで一般の人でも手に入れやすいズームフライ3の評価・レビューをします。

〈おすすめのランニングシューズはこちらの記事で紹介しています〉

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ズームフライ3の概要

まずは、NIKEの公式ページを参考にしながらズームフライ3の簡単に説明をします。

このシューズのコンセプトは『パワフルなレース用シューズ』です。

NIKEが誇るヴェイパーフライを一般の人でも使用できるように快適性と耐久性を改良して完成したシューズです。

重量はメンズ27cmで約260g、ウィメンズ24cmで約210gです。

ヴェイパーフライは定価25999円だったのに対してズームフライ3は17600円と約1万円安く一般の人でも購入しやすい価格になっています。

発売日は2019年7月で発売から2年が経過しているにも関わらず、新色が継続的に発売され続ける人気のロングセラーシューズです。

ズームフライ3のレビュー

ズームフライ3真上から

私は厚底シューズの性能に惹かれて愛用している訳ですが一つ残念だったことがことがあります。

その悩みは…「厚底シューズってかっこ悪くね!?」ってことです。

よく分かりませんが初代ズームフライ、ズームフライフライニットともになぜかダサいと思ってしまいます。

しかし、ズームフライは今までの「厚底シューズはかっこ悪い」という定説になりかかっていた部分をぶち壊してくれました。

非常にかっこいいです。

細部まで洗練されたNIKEといった感じがします。

ズームフライ3真横から(1)
ズームフライを真横から(2)

真横から見るとかかとからつま先にかけてウェーブ状で反り返っているのが分かります。

特に母子球のあたりから急激なそりが始まっています。

この特徴的な形状が自然と足が前にぐんぐん進んでいく鍵になっています。

ミッドソールには反発性、軽量性、耐久性、クッション性のすべてを兼ね備えたNIKE独自のテクノロジーリアクトが使用されています。

ヴェイパーフライの反発性と軽量性に加えて一般の人でも扱えるように耐久性とクッション性も兼ね備えました。

1000kmを超えても性能が衰えることなく使用できる例もあるらしいです。

また、リアクトの中には推進力をプラスするためのカーボンファイバープレートが内蔵されています。

後ろから

ズームフライ3を後ろから見るとかかとの先が尖っています。

アッパー部分

アッパーはヴェイパーウィーブとアーチバンドという素材の2層構造になっています。

表面の部分がヴェーパーウィーブ素材で水をはじくようになっています。

前作のフライニットの水を吸ってしまい重たくなってしまうという欠点を克服しました。

雨天時や多く汗をかく夏場のレースでも水分の吸収を抑えシューズの重量の増加を最小限にしてくれます。

また、中速部からヒールにかけての部分にアーチバンド素材が使われています。

足裏から足の甲を包み込むように配置されていて足全体のフィット感が高まります。

アウトソール(1)
アウトソール(2)

アウトソールを見ると前足部の刻みが深くなっています。

この深い溝によってグリップ力が高まります。

サイズ感と履き心地

ズームフライ3はシューズ全体が伸縮性のある素材で足全体を包み込むような引き心地が特徴です。

私は普段のシューズのサイズは25,5cmなのでズームフライ3も同じサイズのものを購入しました。

サイズはいつも通り問題ありませんでした。

かかとからつま先まで包み込まれるような感覚でしっかりと守られている感じがしました。

立って少し歩いてみると推進力をしっかり感じることが出来ます。

しかし、前作のフライニットと比べると推進力は少し弱くなったかなと感じました。

前作は勝手に足が進んでいく感覚に感動しましたが今回のは推進力はあるけど物足りないなと思ってしまいました。

走り方と走行感

私は普段のジョグはキロ4分を目安に行っています。

また、接地法はミッドフッド走法で走っています。

初めてズームフライを履いて走った感想は「確かに前に進むけど物足りない」です。

前作のフライニットと比べるとリラックスした状態のランニングでは推進力が少なくなった気がしました。

フライニットはどんなペースで走っても後ろから押されて足が勝手に進んでいくような感覚に襲われました。

しかし、ズームフライ3はゆったりしたペースでは推進力をなかなか得られないという印象がありました。

その後、走り方やペースなどを変えて試してみるとだんだんズームフライ3の走るコツが分かってきました。

個人的な感覚では少しフォアフット気味に走るとスピードに乗りやすかったです。

でも、ここで「フォアフットで走る」という意識を持つのではなく、「重心を高くするために骨盤を起こしてみぞおちを少し前に持って行く」というイメージで走ると自然と前に進んでいきます。

あくまで接地は自然な方法で身体の真下に足を下ろします。

ペースについては早ければ早いほど推進力を感じられるようになりました。

6:00~3:00まで様々なペースで試すと5:00までのペ-スではほとんど推進力を感じられませんでした。

逆にシューズが重いので「いつもよりしんどいな」という感覚でした。

5:00~4:00あたりで推進力を感じられるようになりました。

でも、このペースならズームフライ3を履かなくてもズームペガサスで十分といった感じでした。

4:00~3:00になるとズームフライ3の力を感じることが出来ました。

走れば走るほど前に進んでいく感覚です。

ハイペースになるとフライニットより大きな推進力を得られるような気がしました。

普段のシューズでハイペースと感じるようなペースでもリラックスして走ることが出来ました。

また、一度ペースを上げるとリラックスしてもそのペースを維持することができ、ペースは落ちにくいと思いました。

普段のジョグはズームペガサス等の普通のシューズで少し練習の強度を上げたいときにズームフライ3を使いのが良いと思います。

少しオーバーペース気味で最初に突っ込みそのペースを維持するように心がけるのが一番良いと思います。

また、ハーフやマラソンなどのロードレースに用いるのは良いですが5000mや10000mのようなトラックレースで使用するのは難しいと思います。

ズームフライ3の特徴

  • フォアフット気味で走ると推進力を得やすい
  • オーバーペース気味で走るとちょうど良い
  • 一度スピードを上げるとペースが落ちにくい

最後に

厚底シューズは慣れるまで時間がかかり、最初のうちは違和感があると思います。

しかし慣れてくると、普段のランニングでは出すことが出来ないような力を出すことができ、いつもより速く快適に走れるようになります。

おそらく普段のランニングよりキロ15秒ほどは楽に上げることがことが出来るはずです。

ネクスト%は値段が高くなかなか手を出せないと思いますがズームフライ3なら一般の人でも十分に手が届く価格です。

NIKEの厚底シューズを履いてみたいという方にズームフライ3はおすすめです。

走力が一気上がったような気持ちにさせてくれること間違いありません。

ゼビオやスポーツデポは割引をしていてお得に購入出来る時が多いので確認してください。

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