四万十川ウルトラマラソンのコースの特徴と完走のための攻略法を考える

ランニング

四万十川ウルトラマラソンはあなたも知っていると思いますがサロマ湖ウルトラマラソンと並んで非常に人気の高い大会です。

レースに参加するだけでも抽選があり、走ることさえ難しいです。

このブログでは四万十川ウルトラマラソンにエントリーするかどうか考えているあなたに大会の特徴と魅力をお伝えしていきます。

ぜひ、最後まで読んでいってください。

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ウルトラマラソンに参加するのか?

どんな精神状態をしているんだ…

自分のペースで雄大な自然の中を走るんだよ。

完走したときの達成感は最高だよ。

四万十川ウルトラマラソンってどんなレース?

まずは簡単に四万十川ウルトラマラソンの概要を紹介します。

ある程度は知っといた方がいいよね

開催日10月中旬
コース四万十川ウルトラマラソンコース(日本陸上競技連盟公認コース)
会場【スタート地点】
100kmの部:四万十市立蕨岡中学校前
60kmの部:四万十町こいのぼり公園前

【フィニッシュ地点】
高知県立中村中学校・中村高等学校

【受付会場】
100kmの部:四万十市民スポーツセンター(前日のみ11:00~18:00)

60kmの部前日11:00~18:00(四万十町十和体育館)
:当日7:30~9:00(四万十町こいのぼり公園前)


【前夜祭会場】
100kmの部:新ロイヤルホテル四万十
60kmの部:四万十町十和体育館
主催幡多地区陸上競技協会、四万十市、四万十町
種目100kmの部/スタート:午前5時30分(制限時間14時間00分)※登録の部と一般の部あり
60kmの部/スタート:午前10時00分(制限時間9時間30分)
定員100km/1,800名 60kmの部/600名
※ゲスト等の主催者枠を含みます。
※100kmの部には、別途海外選手枠を設けます。
関門【100kmの部】
36.6km地点(5時間25分)
56.5km地点(8時間24分)
61.4km地点(8時間53分)
71.3km地点(10時間10分)
79.5km地点(11時間12分)
86.9km地点(12時間18分)
93.9km地点(13時間16分)
100km地点(14時間00分)
【60kmの部】
39.5km地点(6時間42分)
46.9km地点(7時間48分)
53.9km地点(8時間46分)
60km地点(9時間30分)
※( )内はスタート号砲からの時間
※荒天・道路改良等によりコースを一部変更した場合は関門位置・時間等を変更する場合があります。
参加資格レース当日満18歳以上(高校生は除く)で各種目とも制限時間内に完走できる走力を有する者。
表彰100km総合 男女別1~8位
60km総合 男女別1~8位
100km各年代別、60km各年代別 男女別1~3位
※完走者全員に完走証・メダルを贈る。
※表彰式は、100km総合男女別1~8位、60km総合男女別1~8位までを行います。

エントリーする際に必要になると考えられる項目は上の表にまとめました。

この表に書いていないこととして公式ホームページに

コースには非常に狭い部分があります。選手のご家族の方、友人等の移動応援はレース運営、選手の安全確保の面などで大きな支障となっていますので、自動車・自転車等での移動応援は厳禁とします。応援については旅行社が用意します「応援バス」(有料)をご利用ください。

なお、移動応援については競技役員による車両ナンバーの確認などを実施し、発覚した場合は該当選手を失格とします。※本年より移動応援の対策を強化します。

また移動応援による事故については、大会主催者は一切の責任を負いません。

https://shimanto-ultra.jp/2019/outline/

とあります。

選手が走り終わった後に応援者のせいで失格になったと知ったら号泣ものです。

安全のためにも選手もためにもルールを守って応援しましょう。

また、100kmの部の受付は前日のみになっており、当日には受付できません。

間違えることのないように注意してください。

ルールを守らないなんて最低なやつがランナーにいるのか?

大会の特徴

四万十川を巡る雄大なコース

1つ目の特徴は大自然の中を駆け抜けていき、四万十川に出会えることです。

四万十川は四国最大の川にもかかわらず本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」と呼ばれています。

また、日本の秘境100選にも選ばれていて、自然の雄大さと美しさを同時に堪能できます。

エイドが充実

2つ目の特徴は給水・給食ポイントであるエイドが充実している点です。

ウルトラマラソンは初心者の方であれば10時間以上走ることが当たり前です。

これだけ長時間走っていると絶対にお腹も空いてきます。

そんな時に嬉しいのがエイドポイントです。

この大会では2.5km毎に水が置かれています。

また、5kmごとにスポーツドリンク、コーラ、バナナがあります。

さらに、20km毎にはおにぎりやパン、カステラ、味噌汁、レモン、梅干し、ミカンなどを準備してくれており、私たちランナーのサポートを徹底してくれています。

他にも地元の名産品も提供してくれているみたいです。

ガス欠にならないようにしっかり補給するぞ!

タイムキーパー

3つ目の特徴は設定タイム通りに走ってくれるフィニッシュサポーターが付いてくれる点です。

四万十川ウルトラマラソンではそれぞれ12時間、13時間、14時間のフィニッシュサポーターさんがいます。

初心者の人なら頭で設定タイムを考えていてもなかなか想定通りに運ばないものです。

もし、あなたが12時間以上のタイムで完走を狙うのならフィニッシュサポーターさんに引っ張ってもらえば安心です。

前夜祭の熱烈歓迎

4つ目の特徴は地元の方々がとても親切にそして熱く歓迎してくれる点です。

普段は自然が相まって程よい田舎ですがレース期間中は一変して街は歓迎ムード一色になります。

100km・60kmのいずれの会場でも心のこもった前夜祭でおもてなししてくれます。

また、レース中も地元の方が温かい声援をくれるので苦しいときでも背中を押してくれます。

祭りだ!祭りだ!!

ウルトラステッカー

https://shimanto-ultra.jp/2019/feature/

最後の5つ目の特徴は四万十川ウルトラマラソン特有のステッカーをくれることです。

ステッカーの見た目は上の写真の通りです。

レースの前日と当日に受付会場でもらうことができます。

記念のためにもらうと思いますが正直どこで使うのか検討もつきません。

特徴・魅力のまとめ

  • 自然の中を駆け巡る
  • エイドが充実
  • フィニッシュサポーターで安心
  • 地元の方による大歓迎
  • 謎のステッカー

コースの内容

それではコースの内容を見ていきましょう。

https://shimanto-ultra.jp/2019/course/

公式ホームページからコースマップを引用して紹介します。

なんといっても目に付くのは20km付近の急な山です。

10km手前から徐々に坂に入っていき、その後10kmも登りが続きます。

ここさえ終わればって感じだね。

30kmと少しくらい行くと最後の清流である四万十川に合流して雄大な川の流れに沿ってランニングです。

山を乗り越えると後は比較的緩やかな下りが続きます。

また、55km付近で150mほどの山が立ちはだかっています。

最初の山と比べると大したことないですが50km以上走っている脚の負担を考えるとかなりしんどいと思います。

山を越えた61.5kmにはレストステーションがあります。

ここでは事前に用意していた荷物を運んでおいてくれるので着替えたり栄養補給食を補充します。

  • 10km~30kmまで山が続く
  • 32km付近で四万十川と合流
  • 下り坂が続く
  • 56km付近で小さめの山
  • 61km付近でレストステーション
  • ゴール手前まで下り坂が続く
  • ゴール手前で最後の上り坂

完走のための戦略

レースで完走を目指す場合はどのような戦略を取るべきでしょうか?

この大会では制限時間が14時間となっています。

単純に計算すると(14×60)/100=8.4となるので1kmを8.24分のペースで走ることになります。

このペースは個人的に分かりにくいのでやはり制限時間いっぱいでゴールを目指すのであればフィニッシュサポーターさんについて行くのが良いと思います。

おそらく上り坂では歩くのではないかと思います。

エネルギー補給については20kmごとに食料を置いてくれていますがエネルギージェルも持って行き食べ物がない20kmごとに飲むことをおすすめします。

ウルトラマラソンで一番怖いのはエネルギー不足になって急に倒れることです。

こまめに栄養を補給しましょう。

目の前が暗くなるようになって急に倒れるから気をつけてね。

最後に

Photo by Szilvia Basso on Unsplash

今回のブログでは四万十川ウルトラマラソンについて紹介してきました。

この大会は序盤に大きな山がありますがウルトラマラソンのレースとしては完走しやすい部類に入ります。

しかし、エントリーして抽選で参加権を獲得する方が難しいと言われることがあります。

もし、エントリーして抽選に当選したならば栄養補給をしっかりして最後まで諦めずに完走を目指してください。

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