何かとたびたび話題に上がってくる仮想通貨。
価格が上がり、「すごいすごい」もてはやされたと思いきや数ヶ月後には暴落して「投資はお金を失うだけ」と罵倒されるような記事やニュースを目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな不思議に満ちている仮想通貨に詳しくなるためにおすすめの入門書を9つ紹介します。
この中から1冊選んで読んでみれば仮想通貨がなぜ上下を繰り返すか理解でき、「怪しい」などといった印象が変わるかもしれません。
第三者として眺めているだけでなく、少し歩みを進めて仮想通貨のことを知っていきましょう。
それでは、早速紹介していきます。
改訂版 マンガ最強の仮想通貨入門
まず最初に紹介する本書はマンガで分かりやすく書かれています。
仮想通貨やブロックチェーンなど最新技術についての知識がほとんど無い人にとっては文字で読んでいくのは難しいと感じてしまうはずです。
その点、本書では仮想通貨に投資するときに、絶対に知っておきたい「仮想通貨の基本のきほん」をマンガにプラスして、イラストや図をふんだんに使用して解説してくれているので非常に分かりやすくなっています。
「これから仮想通貨の投資を始めてみたい方」に真っ先に読んで欲しいおすすめの1冊です。
超ど素人がはじめる仮想通貨投資
本書は現役のトレーダーの方が知識ゼロの初心者に向けて執筆したものになります。
「仮想通貨ってそもそも何?」という知識ゼロの方でも仮想通貨投資の仕組みが直感的に理解できるように図やイラストを多く挿入されていたり、フルカラーで作られていたりと視覚的に非常に分かりやすくなっています。
また、チャートの読み方や資産借り方法、おすすめのコインなど実践的な内容も含まれています。
仮想通貨投資をこれから始めていきたい初心者に最適の1冊です。
図やイラストが多くてフルカラーなのは初心者に優しいな!
世界一やさしい暗号資産の教科書
本書は仮想通貨を始めとしたNFTやメタバースなどWEB3.0時代に必須と言われるコトを簡単にですが学習できます。
会話形式で内容は進んでいき、仮想通貨投資のリスクを最小限に抑えて安全運転していけるようにナビゲートしてくれています。
「暗号資産って何?」「暗号資産投資ってこんな感じ?」「講座開設をしてみよう」「実際に運用してみよう」という内容になっており、完全に初心者向けの本になっています。
中高生でも安心して読めるくらいの簡単さだよ。
1時間でわかるビットコイン入門
本書はタイトルの通り1時間程度読める分量で仮想通貨を扱う上で最低限知っておきたいコトをカバーしてくれています。
「支払いで使うときに気を付けることは?」「送金がお得にできるってホント?」「投資はどう始める?」などが書かれており、ビットコインを中心に仮想通貨を使うことのメリット・気を付けたいコトを図解付きでわかりやすくまとめてくれています。
ただし、投資ノウハウはあまり書かれていないので仮想通貨投資をしたい人には注意が必要です。
仮想通貨のアウトラインを知りたい人におすすめです。
いちばんやさしいブロックチェーンの教本
こちらの本は「いちばんやさしい教本シリーズ」でこの本以外にも販売されており、非常に分かりやすくて有名です。
この本は仮想通貨について書かれているというよりは、ビットコインなどを支えているブロックチェーンについて書かれています。
ブロックチェーンの仕組みや成り立ちを1から知ることで仮想通貨についても詳しくなることが出来ます。
ビットコインとブロックチェーンの仕組みを知りたい人や仮想通貨をビジネスに活用したい人、暗号技術に興味がある人におすすめです。
投資の神様のバフェットは「自分の理解していない投資はするな」と言っているから仮想通貨投資をしたいと考えている人は読んで詳しくなるべきだよね。
最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
ビットコインという単語は最近ニュースや記事で目にするようになりました。
しかし、「それを説明して」と言われたらあなたは簡潔に説明することはできますか?
この本は上記の質問に答えることができるように、あなたにビットコインやブロックチェーンについて詳しく教えてくれる本です。
具体的には「ビットコインって何なの?」「ビットコインの仕組みはどうなっているの?」「仮想通貨はどこまで安全なの?」「ブロックチェーンの進化と広がり」「イーサリアムが切り開く未来」の5項目で構成されています。
これからの金融・経済・社会を語るうえで絶対におさえておきたいビットコイン、ブロックチェーンの技術を知ることが出来ます。
これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話
続いて紹介する本書は何かと話題に上がりがちなホリエモンこと堀江貴文さんが著者となっています。
この本を読むと仮想通貨の概念や仕組みが理解できることはもちろん、私たちが普段扱っているお金の本質についても見えてきます。
全く知識がない人には少々難しいと感じる部分もあると思いますが、詳しく説明されているのでめげずに何回か読んでもらいたいです。
ビットコインがもたらしたお金への影響、そして、仮想通貨が今後もたらすであろうこれからの経済について興味がある人におすすめです。
読み物としてもとても面白いので手にとってみて欲しいな!
デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
本書はスティーブ・ジョブズや元米財務長官のローレンス・サマー氏などが絶賛している1冊です。
また、2015年にFT&マッキンゼーによる「ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー」年間ビジネス書大賞最終候補作にも選ばれました。
内容としては、ビットコインの黎明期とそこに関わる重要人物達のドキュメンタリーです。
今までに無かった新しいシステムを社会に広めるためにはどれほどの困難があるのか、エネルギーが必要なのか、教えてくれます。
登場人物も多く、外国書籍を翻訳しているので多少読みにくさを感じるかもしれませんが、仮想通貨にかけた人々の人間ドラマを楽しんで欲しいです。
おもしろい、マジで本当に!
でも、投資で儲けたいって人には向かないから注意が必要だぞ!
ビットコイン・スタンダード
本書はビットコインや仮想通貨というよりは「お金ってなに?」ということを教えてくれる本です。
あなたは今の貨幣制度についてどう考えていますか?完璧であり、今後も続いていくと思いますか?
また、今のお金は政府がいくらでもいじることができます。そのことについてどう思いますか?
上記のような内容に興味を持った人はぜひ本書を読んでみてください。
お金と仮想通貨の違いと、それぞれのメリット・デメリット、また、貨幣の歴史と仕組みを知ることが出来ます。
まとめ
今回は仮想通貨について詳しくなるための本を9冊紹介してきました。
上の中から興味を持った本はありましたか?
9冊の中で、本当の初心者でも分かりやすく読める本や仮想通貨投資に使えそうな本、仮想通貨を支えている技術や理論、また、ビットコインの歴史など様々な角度から切り込んでいけるようにこれらの本を紹介させてもらいました。
自分の教養を深めるという意味でもぜひ1冊読んでみてください。
最後までありがとうございました。
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