中学や高校に進学して陸上を始めようと考える人の多くは、まず100mや200mの短距離をしたいと考えるのではないでしょうか?
実際には初めての大会で100mと1500mを走ってみて、短距離と中長距離のどちらにするか決めるはずです。
しかし、初心者ならいざ走ってみるとなってもどんなスパイクを使えばいいか分からないという人がほとんどだと思います。
1500mならばシューズでも問題無いのですが短距離ならスパイクは必須です。
そこで、このブログでは陸上初心者のあなた達でも十分にパフォーマンスを発揮出来るおすすめのスパイクを8つ紹介します。
このブログを最後まで読めばあなたのレベル・能力に適したスパイクが見つかるはずです。
それでは、早速紹介していきます。
エフォート13
このスパイクを含めて以下4足は短距離に限らず中長距離やハードル、跳躍など幅広い競技に対応している陸上初心者向けのスパイクになります。
まず最初に紹介するのはアシックスの【エフォート13】です。
このスパイクはアシックスの初心者スパイクと言えば……、兼用スパイクと言えば……、定番スパイクと言えば……、と評価を得ている初心者に昔から愛され続けている大人気のスパイクです。
多くの選手が「昔、エフォートを使っていたなぁ」と考えるスパイクです。
このスパイクの特徴は“耐久性”と“脚への負担の少なさ”にあります。
“耐久性”に関してはつま先部分に人工皮革により補強されていたり、アウターソールの面積が広くなっており高い耐摩擦性もあったりします。
2つ目の”脚への負担の少なさ”については、”アーチラップ”と”内ねじれ防止デザイン”の2つ構造があります。
“アーチラップ”とは土踏まずの落ち込みを支えてくれる構造で”内ねじれ防止デザイン”とは接地時に体重が内側に入ることを防いでくれるモノになります。
この二つの構造により、筋力がまだ身についていない初心者の人でも怪我のしにくい作りになっています。
練習からレースまでコレ一本でこなせるので陸上初心者には買って間違いのないスパイクです。
僕も初心者には真っ先にこのスパイクをおすすめします。
陸上初心者にはまず、コレだな!
エックスファースト
続いて紹介するのはミズノの【エックスファースト】です。
ミズノにはエックスシリーズという大人気モデルがあり、それのエントリーモデルになります。
先ほどのエフォート13よりもプレートが柔らかめで屈曲性が高いので筋力の少ない初心者でも安心して履くことが出来ます。
中距離でも扱いやすくなっているので、100m・200mにしたいと考えているけれど、まだ中長距離と決めかねているという人にもおすすめです。
また、オールウェザーでも土トラックでも使用できるので使い勝手の良いスパイクになります。
値段も10000円を切るほどの手頃な値段で買えるのも嬉しいポイントです。
ズームライバル S9
続いて紹介するのはNIKEの【ズームライバル S9】です。
NIKEのシューズは長距離選手向けの厚底シューズに止まらず、短距離スパイク界も大いに賑わしています。
そんなNIKEの初心者向けスパイクの特徴は数多くのテクノロジーが搭載されていることです。
まずは、メッシュ状の合成繊維で作られたアッパーです。このアッパーのおかげで熱を逃がす通気性と足の動きに対応する柔軟性に優れています。また、ホールド感もしっかり感じられ、足ブレも起こすことがありません。
2つ目は反発性が高いファイロン素材がミッドソールに使われていることです。初心者向けのスパイクはどうしても怪我の防止ために反発力が少なくなってしまいますが、このスパイクなら反発力も感じられるでしょう。
3つ目はヒールにラバーが配置されていることです。初心者が走る場合、筋力が少ないのでかかとが地面についてしまうことがあると思います。そんな時でもヒールにラバーがあるのでグリップが効くようになっています。
NIKE好きの人には最高のスパイクになるでしょう。
ブレイブウィング FX
4足目に紹介するのはミズノの【ブレイブウィング FX】です。
こちらのスパイクも初心者の初めてのスパイクにおすすめになります。
ただし、今までのシューズは他種目でも十分に対応していましたが、このスパイクは使えないと言うことはありませんが不向きです。
それでも、ショートプレートが採用されているので筋力が発達しきっていない小中学生や初心者の人でも安心して使えます。
クッション性も優れているので長時間の練習でも足に負担がかかりにくいのでスパイクのままガンガン走って行けます。
練習でもしっかりスパイクを履けるのはいいね。
ヒートスプリントFR8
続いて紹介するのはアシックスの【ヒートスプリントFR8】です。
このスパイクは「僕(私)は絶対に短距離をやるんだ!!!」と決めている選手におすすめです。400mより長い距離を走るのは相当厳しいです。
このスパイクの特徴は陸上初心者でも履ける短距離専用スパイクのエントリーモデルということです。
今まで紹介してきたスパイクは他の種目でも扱える兼用スパイクでした。
しかし、ここからは短距離専用になります。
100m・200m・400mに特化した作りになっているため軽量性と反発性を兼ね備えた1足になっています。
反発力を生み出すために”SPEVAFOAM”という素材がミッドソールに使われており、軽量性を追い求めるために”SOLYTE”という素材がヒール部に採用されています。
本格的に短距離と向かいたい初心者の方におすすめのスパイクになります。
これから本気で短距離をしたいって人はここからだな!
サイバーブレード16
次に紹介するのはアシックスの【サイバーブレード16】です。
ここからのスパイクは初心者向けというより脱初心者に向けた中級者用と言えるかもしれません。
兼用スパイクからレベルアップしてしっかりした短距離スパイクがほしいという人におすすめのスパイクになっています。
“屈曲性”と”クッション性”に優れており、他の中級者向けのスパイクより柔らかいので怪我を恐れることなく安心してレベルアップできます。
また、専用種目向けのスパイクにしては珍しいマジックテープ式になっています。脱ぎ履きが簡単にできるのも魅力のポイントです。
ベロ部分には柔らかいストレッチ素材が採用されているので足首とベルトの摩擦も軽減されており靴擦れ等の足の痛みに悩まされることも少ないでしょう。
中級者向けだけどプレートが柔らかいのは嬉しいね。
SPブレード9
7足目に紹介するのはアシックスの【SPブレード9】です。
こちらのスパイクもサイバーブレード同様に中級者向けになっています。
サイバーブレードと大きな違いはないのですが、挙げるとすればプレートの硬さとシューレースになります。
プレートの硬さは他の中級者向けのスパイクと同程度になっており、確実にレベルアップしたと実感できるでしょう。
また、サイバーブレードではマジックテープ式でしたが、SPブレードは紐で縛るので細かな調整が可能で自分に適したフィット感を得ることが出来るでしょう。
近年販売されている上級者向けのスパイクとは違い、主立った特徴や爆発的な反発力は少ないですが、万人受けするスパイクになっています。
特徴的なスパイクよりも昔からある硬派なスパイクが欲しいと思っている人におすすめになります。
ズームJAフライ3
最後に紹介するのはNIKEの【ズームJAフライ3】です。
まず、このスパイクは200m専用に作られたモデルになるます。
そのためトップスピードのままコーナーを走り抜けられるように左右非対称な独特なデザインをしています。
その結果、コーナー走行時でも足が外側にブレてエネルギーロスすることなく、自分の力を最大限発揮できます。
また、プレートもアッパーも比較的硬めに作られているので反発力はもちろん大きいですが慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
200m専用と先ほど述べましたが100mでも全然問題なく走れます。
NIKEの他の短距離スパイクとなると”ズームスーパーフライエリート”など上級者向けになってしまうので、このスパイクは上級者用に向けた準備として使うのもありだと思います。
個人的にNIKEのスパイクは他のメーカーよりも「かっこいい」と感じるので、僕と同じように「かっこいいスパイクがほしい」と思う人にもおすすめです。
スパイクはやっぱりかっこいいのが欲しいよな!
最後に
今回は陸上初心者の人たちに向けたおすすめの短距離スパイクを8つ紹介してきました。
あなたの胸を熱くするようなスパイクは見つかりましたか?
このブログを読んでくれたあなたのスパイク選びの役に少しでも貢献できていれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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