理系で大学受験をする人ならほとんどの人が選択しているであろう化学。
化学は理論化学・無機化学・有機化学に分かれていて各分野で好き嫌いがはっきり分かれているのではないでしょうか?
また、参考書選びで本屋さんに行っても「いっぱい問題集はあるけど、結局どれをかえばいいの!?」と悩んでしまうかもしれません。
そこで、このブログでは大学受験で必ず役に立つ化学の参考書をレベル別で7つ紹介します。
数ある中から7つに厳選しているので今から紹介する以外にも良書は存在します。
もし、あなたが気に入っている参考書が入っていなくても心配しないでくださいね。
たまたまこのブログを見かけてくれたあなたの参考書選びの悩みをすこし軽くしてみせるのでぜひ読んでいってください。
偏差値~50
まずは、偏差値50を目指す人のための参考書を紹介します。
偏差値50は化学の理論的な部分の理解と、基本的な計算問題が解ければ到達することができます。
このレベルでは問題を解くのではなく、講義系参考書で理解を深めることに努めましょう。
内容も堅い感じではなく、カラーで図やグラフを多用していて読みやすいものが良いでしょう。
宇宙一分かりやすい高校化学
まず紹介するのは宇宙一分かりやすい高校化学です。
この参考書は本当に初学者向けなので学校の授業や教科書も難しいと感じる人におすすめです。
理論化学・無機化学・有機化学の3冊に分かれていてボリューミーですが左ページに説明、右ページに図解が載っていてスラスラと読み進められます。
基礎的な問題もありますが、入試レベルには対応出来ないのでこの次には必ず問題演習系の参考書もやっておきましょう。
鎌田/福間の化学の講義
続いては鎌田/福間の化学の講義シリーズです。
この参考書も講義系になっていて非常に人気な1冊になっています。
こちらも理論化学・無機化学・有機化学に分かれていてかなりの分厚さになっています。
宇宙一分かりやすい高校化学より実践的な内容になっているので、授業や教科書である程度の知識は必要です。
しかし、入試突破のための重要事項が分かりやすくまとめられていたり、カラーや図解で読みやすくなっていたりするので基礎を固めるのには最適な参考書です。
偏差値50~55
続いて偏差値55を目指す人のための参考書を紹介します。
偏差値55は上記の理論的な理解と基本的な問題の解法を覚え、正しく扱うことが出来れば到達出来ます。
このレベルでは基礎的な問題を解いていく中で理論の定着や解法の理解・暗記をしていきます。
リードLightノート
まずは、リードLightノートです。
入試に必要な知識の理解から、簡単な計算問題、実際に出題されるような問題まで幅広く網羅されているのでステップアップするのに最適な1冊です。
主に講義系参考書と併用しながら進めていけば良いと思います。
共通テスト対策ならこの参考書の後に専用の問題集を使えば十分でしょう。
化学基礎問題精講
次は化学基礎問題精講です。
この本は鎌田先生が書いてある本です。
鎌田/福田の化学の講義を気に入った人はぜひ使ってください。
こちらは入試の基本問題や典型問題を解きながら学んでいく問題集になります。
問題数も90問程度でそれほど多いわけではないので短期間で基礎を仕上げることが出来ます。
また、その問題を特に当たって重要なポイントが記載されているので予備知識も身につきます。
解法の定着の確認と問題演習をしっかりしたい人におすすめの参考書です。
この本もマスターすれば中堅私立大学や地方国立大学に必要な力は身についているでしょう。
偏差値60~
最後に偏差値60以上を目指す人のための参考書を紹介します。
偏差値60を超えるためには今まで理解してきた解法を組み合わせて解いていかなくてはいけません。
単純な解法暗記だけでは難しいでしょう。
総合的な問題集でしっかり演習を積んでいきましょう。
重要問題集
まずは、重要問題集です。
そろらく、化学を学んでいて難関大を目指している人ならほとんどの人が使うのではないでしょうか?
この本の特徴は網羅性の高さにあります。
問題数は300問程度でこの本に載ってある問題をすべて解けるようになれば東大や京大など最難関大学以外は怖くありません。
国立大学や難関私立大学に合格したい人は最後の総仕上げとして取り組むがオススメです。
化学頻出!スタンダード問題230選
続いては化学頻出!スタンダード問題230選です。
こちらの参考書も重要問題集と同様に良質な問題を集めた網羅系の本です。
この問題集をマスターすれば地方国立大学やMARCH、関関同立など難関大学の合格レベルに達せます。
個人的には問題数が少ないので時間に余裕があれば重要問題集、無ければ化学頻出!スタンダード問題230選をするのが良いかなと思います。
化学標準問題精講
最後は化学標準問題精講です。
名前は標準とついていますがめちゃくちゃハイレベルです。
問題数は100問程度で少ないですが挫折する可能性が高くなります。
おそらく、重要問題集をマスターした人でないと厳しいと思います。
この本を理解できたらどこの大学でも狙えます。
入試まで時間があり、化学で点数を稼ぎたい人は挑戦してみてください。
最後に
今回は化学の参考書を7つ紹介しました。
厳選しているのでどの本も良書です。
多くある参考書の中で自分に合うモノをなかなか見つけられないという人はぜひ参考にしてください。
このブログを読んでくれたあなたの参考書選びが少しでも楽になっていたら嬉しいです。
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